ヴィスコンティの遺香

ルキーノ・ヴィスコンティの生誕100年を記念し、イタリア文化会館で「ビスコンティの遺香・篠山紀信写真展」が開催されている。

鬼才篠山紀信が一族の全面協力を得て世界で初めて、ヴィスコンティの生活空間、遺品、秘蔵のアルバムを通じて知られざる素顔を明らかにし、『ヴィスコンティの遺香』という一冊の写真集に結実させたのは１９８２年のことでした。『山猫』を撮影したシチリア島からはじまり、『ルートヴィヒ』の編集をした一家の別荘があるコモ湖畔の町チェルノビオ、少年時代を過ごしたミラノ、別荘のあるイスキア島・・・彼の歴史をたどる旅が写真でつづられた美しい本は刊行当時に評判を呼び、映画祭、コンサート企画なども開催され“ヴィスコンティ･ブーム”と呼ばれる現象も起きました。
2006年はルキーノ・ヴィスコンティ生誕１００周年という記念すべき年。このたび、『ヴィスコンティの遺香』篠山紀信・写真展をイタリア文化会館というヴィスコンティの世界を堪能するには格好の場所で実施いたします。また、写真展関連企画としてヴィスコンティ映画７作品の上映を予定しております。写真集『ヴィスコンティの遺香』も装いを新たに復刊され、再び“ヴィスコンティ”ムーブメントを構築していきます。（公式サイトより）
http://www.conversation.co.jp/schedule/visconti/

於）イタリア文化会館 1Fエキジビションホール
日時）2007.7.20（Fri）〜8.19（Sun）
同時に「ルキーノ・ヴィスコンティ映画祭」も開催中。

ヴィスコンティの遺香 愛蔵版
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