初版本

Amazonマーケットプレイスに出品されている本の説明書きに「初版本です」という文言をよく見かける。でも、明らかに勘違いしている人が多い。初版本に価値がある本は、そう多くはない(まあ、出版されている本の大多数は初版しか刷られていないのだが)。
基本的に、コレクターのいるジャンルにしか「初版本」の神通力は通用しない。
例えば、コミックとか、SFやミステリーなどは分かりやすいジャンルか。
直木賞芥川賞など「賞とり本」の初版コレクターも多い(元の帯にこだわるのね)。


とりあえず実用書の「初版」にはほぼ価値はないのだ。
(実用書とかビジネス書に書かれている率が多い。気になる)。


まあ、ウチは発売された年度が分かったほうが親切かなと思って「○○年初版発行」とかは書いているが・・・。同じ意図なのかな?