ビデオが売れる

この連休、何故かビデオがよく売れた。
今日売れたのは、ロバート・アルトマンの「ロング・グッドバイ」。
もちろん原作は、レイモンド・チャンドラーの「長いお別れ」である。
主役のフィリップ・マーローに扮するのはエリオット・グルード。ハンフリー・ボガードとは全く違うマーロー像を作り上げている。
名作というより、カルト作品として熱い支持を集める1本である。


この作品はまだ未DVD化。それなりのプレミア価格で出品していたが売れた。
(アルトマン作品にはDVDになっていない名作が多い。「ナッシュビル」とかDVDで早く見たいぞ)。


DVDに押され、セルビデオを新品で販売しているショップは、ほとんど見かけなくなってしまったが、中古市場ではまだまだ大きなニーズがあるようだ。
それなりの目利きができれば“せどり”のおいしい商材でもある。