サウンド・オブ・サンダー

みる。

サウンド・オブ・サンダー デラックス版
サウンド・オブ・サンダー デラックス版エドワード・バーンズ レイ・ブラッドベリ ピーター・ハイアムズ

ジェネオン エンタテインメント 2006-07-21
売り上げランキング : 1373

おすすめ平均 star
star面白い!
starまあ、酷評されすぎなので・・・
star面白い...かな?

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西暦2055年。6500万年前にタイムトラベルし、恐竜狩りを楽しむというツアーがおこなわれていた。しかし、トラブルによって1.3グラムの何かを過去から持ち帰ってしまった事により、生態系に異常を起こしてしまったのだった。押し寄せる進化の波“タイム・ウェイブ”。1.3グラムの謎を解き、人類は生き延びる事ができるのか!?

原作は、レイ・ブラッドベリの短編「いかづちの音」。
CMでは「デイ・アフター・トゥモロー」級のSF超大作のようだったが騙された。


監督はあの迷作「2010年」や傑作「カプリコン1」のピーター・ハイアムズ
実は愛すべきB級SF映画だった。


製作半ばで製作会社が倒産。力技で映画を完成させたのがありありと分かる。
ブレードランナー」や「エイリアン2」の巨匠シド・ミードが未来都市のデザインなどを担当しているがほとんどがもろ書割。未来の自動車や電車などはプラレール並の出来ばえ。人物でさえ絵の部分がある。


しかし腐ってもピーター・ハイアムズブラッドベリーの原作の片鱗はまったくないが、予算不足を逆手にとって(?)B級アクション映画として見せる。

日本のCMよりアメリカ版の予告編が“正解”。
70年代B級アクションSFっていう雰囲気。
期待しなければ充分楽しめる。


原作を収録。

太陽の黄金の林檎
太陽の黄金の林檎レイ ブラッドベリ Ray Bradbury 小笠原 豊樹

早川書房 2006-02
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おすすめ平均 star
star良い作品は素直な形で出すのがいちばんなのでは?

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