探しもの市場

楽天フリマ」がお亡くなりになりました。合掌。


楽天フリマ」には、お客様が付ける「評価」のほかに、「ハンターポイント(探しものポイント)」というものがあった。もともと「EasySeek」はこちらの「探しもの」をメインとしてオープンしている。

オークションより簡単に欲しいものが見つかる!?「EasySeek(2000/6/9)
ここでは「欲しいものをユーザーや商店が探してくれる」のが特長だ。探している物の情報を登録するとWebサイトに「探しもの情報」として掲載され、また店舗などにメールで送信される。この情報を元に該当品を持つ者がコンタクトを取り、条件が合えば取引する手順となる。探し物がある人は手間をかけずに希望の品を見つけられ、商店は商品を、ユーザーは不要品を効率よく販売できるメリットがある。


売買以外にもユニークな機能がある。探し物を見つけるユーザーに対する「探しものハンター」制度。得意なジャンルの探し物情報を受け取り、取引相手から良い評価を受けるとポイントが付くサービス。
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2000/0609/easyseek.htm

実は「探しものハンター」として品物を見つけるのが好きだった(ショップのIDよりも個人でのIDの方が「ハンターポイント」が多かったりする)。でも、「EasySeek」が「楽天フリマ」に統合されてから(2005年4月〜)、サービス自体は続いていたが「探しもの市場」の色合いはだいぶ薄れていった感じがする。まあ、登録していると大量の「探し物情報」のメールが毎朝大量に送られて来て、チェックするのが大変だったが・・・。


そして今回の「楽天フリマ」の終了で「探しもの市場」としての役割も完全に終わってしまった。さて、「探しもの市場」として「楽天フリマ」を利用していたユーザーの受け皿はどこになるのだろうか。
Amazonマーケットプレイスにも「予約注文」というものがあるが、EasySeekの「探しもの」はもっとアバウトな情報だけでも登録が出来た。例えば、「高倉健が刑事役をやったドラマの主題歌で健さん自身が歌っているCD」とか、具体的な商品名がなくても登録できた。探す方も推理?したり、お客さんとやり取りをする楽しみがあった。