ダ・ヴィンチ・コード

ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)

ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)

ルーヴル美術館のソニエール館長が異様な死体で発見された。死体はグランド・ギャラリーに、ダ・ヴィンチの最も有名な素描〈ウィトルウィウス的人体図〉を模した形で横たわっていた。殺害当夜、館長と会う約束をしていたハーヴァード大学教授ラングドンは、警察より捜査協力を求められる。現場に駆けつけた館長の孫娘で暗号解読官であるソフィーは、一目で祖父が自分にしか分からない暗号を残していることに気付く……。

↑のような作品紹介から、高橋克彦の浮世絵ミステリーのようなものを想像していたが全然違っていた。同じ高橋克彦でも「竜の柩」などの伝奇もののラインだった(あそこまでは針は振れていないが・・・)。


知的なインディ・ジョーンズ(実際に主人公のラングドンは、トム・ハンクスというよりも、若い頃のハリソン・フォードといった感じだった)。
キリスト教ルーブル美術館、ダ・ヴィンチ、秘密結社、暗号等々薀蓄ばなしが満載だ。