グラン・ブルー

売れる。


開封品なので、中身は見ていない。
ポスターが3枚封入されているようだ。
本編は167分の「グラン・ブルー」と120分の「グレート・ブルー」が収録されている。


「グレート・ブルー」は1988年に日本公開された英語版。
フランスでは興行記録を塗り替える大ヒット作、日本でも大当たりするだろうと読んだ映画会社は大劇場ばかりを押さえ拡大公開。しかし当時、リュック・ベッソンは日本ではまったくの無名の新人監督。さらに88年は冷夏であった(8月中旬からの公開)。世間では早々と秋支度。真っ青なポスターが何故かむなしい・・・。
結果、日本では大コケにコケ、1週間で打ち切りの劇場が殆どだった。


公開された翌週の日曜(月曜?)、私が映画館(新宿プラザ)の前の大看板に見たものは、真っ青な海を泳ぐイルカたちではなく、なぜか茶色い風景の中にいる西田敏行に似た男の姿だった(映画は「敦煌」に急遽変わってしまっていた。その年の大ヒット作だ)。


結局、2週間上映したマリオンの映画館で〝映画の日〟に観た(最終日)。