サイン本

ヤフオクで、アイドルの〝偽サイン〟を売っていた中学生が捕まった。
新聞によると売り上げは3ヶ月で、120万円!?。
う〜ん、アイドルのサインはそんなに〝カネ〟になるんだ。
(でも、犯罪はいけない・・・)。


古本屋さんにとっても、〝サイン〟は大事な商品のひとつ。
サイン本は、通常の古書よりも高値で取引される(作者の知名度や希少価値にもよるが)。
最近の作家では、高村薫さんのサイン本(「レディー・ジョーカー」)が数万円という高値で売られているのを見かけた(古書店のショーケースの中で)。きっとあまりサインをしない人なんだろう・・・。


当店でも、何冊か〝サイン本〟がある。
(あまり付加価値にはならないが・・・)。
珍しいモノをしいてあげれば、今年亡くなった中島らもさんのサイン本か。
劇団リリパットアーミーの結成10周年記念の本で、らもさんはもちろん、わかぎえふさんや劇団の主要メンバー10人くらいのサインが入っている。


そういえば、緒川たまきさんのサイン入り写真集は、オークションで1万円くらい(1stと2ndの2冊それぞれ)で売れた。


個人の蔵書では、藤子不二雄(A)さんのサイン本があるが、○○さんへという私宛ての献辞が入っているので、売り物にはならない。まあ、(A)さんの最近の仕事は〝サイン〟をすることだから、それほど価値はないか!?